12月のことば
天地の波は恐し(かしこし) 然れども
神を祈りて 船出せばいかに
―万葉集巻七・雑の歌―
○大洋の波は、それは恐ろしい。しかしながら、斎戒沐浴して、神様にお願いして、船を出しさえすればよかろうと思う。そうしてはどうですか(折口信夫)
上代(万葉時代)では、「神を祈る」とあり、助詞の「を」は神に深く心を奇する心情で、神様が守っていただけるので祈るということになる。
神を祈りて 船出せばいかに
―万葉集巻七・雑の歌―
○大洋の波は、それは恐ろしい。しかしながら、斎戒沐浴して、神様にお願いして、船を出しさえすればよかろうと思う。そうしてはどうですか(折口信夫)
上代(万葉時代)では、「神を祈る」とあり、助詞の「を」は神に深く心を奇する心情で、神様が守っていただけるので祈るということになる。