『土佐の塔』慰霊祭

平成20年9月16日、沖縄県八重瀬町具志頭にある『土佐の塔』に於いて高知県神道青年会主催による戦没者慰霊祭が執り行われました。
『土佐の塔』は、高知県出身戦没者18545柱が祀られ、昭和31年、有志の手によって設立されました。
しかしその後の維持管理が不十分であった為、塔の修復が必要とされ、高知県神道青年会では高知県に『土佐の塔』の修復を要望しておりました。
その願いが叶い、修復工事が行われ、平成17年11月11日、県主催の慰霊祭が行われました。
県側に要望してきた我々青年会としましては、要望叶い完成した『土佐の塔』で慰霊祭を奉仕しなければと、ここ数年考えておりました。
当日は台風13号の影響で、雨と強風のなか、略式とはなりましたが、故郷の地を踏むことなく、亡くなられた英霊たちに高知のお酒や野菜、果物等をお供えしご奉仕いたしました。

慰霊碑の前にて。
慰霊祭に奉仕した為、祭典中の写真はありません。
英霊の慰霊と顕彰(功績を世間に知らせること)は私達神主は重要な事と考えています。
英霊への畏敬の念から、思いやりの心や豊かな想像力が養われ、そのことが国の平和にも繋がっていくと考えているからです。

次の日は波上宮、普天間宮にお参りに行きました。両社とも立派な神社です。
(写真は普天間宮)
普天間宮の社殿裏には鍾乳洞があり、そちらも拝ませて頂きました。
波上宮もそうでしたが、沖縄にある土着の信仰の遥拝所が本土の信仰と合わさって、現在の信仰の形が生れているようで、独自の信仰文化を持っていると感じました。

で、せっかく沖縄来たのでちゅら海水族館にも行っちゃいました。
ここの大水槽とジンベエザメは圧巻です。
行ってない人は是非行ってみてください。
必見の価値がありますよ。